運転免許取消し・停止処分について基礎から学ぶ。運転免許を持ち自動車を運転するドライバー方へ運転免許取消し・停止処分とはを分かり易く説明。

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運転免許取消し・停止処分について

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運転免許の取消し・停止制度とは

運転免許取消し停止制度は、自動車又は原動機付自転車を運転して、交通違反をしたり交通事故を起こした場合に、その内容に応じて定められている点数によって運転免許の取消や停止などの処分が行われます。
また、重大違反唆し(そそのかし)や道路外事故等、点数制度によらない場合でも運転免許の取消や停止等の処分が行われます。


運転免許の停止(免停)は、定められた一定期間だけ運転を停止することになりますが、運転免許の取消し(免取り)の場合は、最初から運転免許を取り直さなくてはなりません。行政処分の中で最も重く位置付けられています。

また、再度運転免許を取り直す際には、それぞれ指定された“欠格期間”(運転免許を取る資格のない期間・1年〜7年)を経過し、必ず“取消処分者講習”を受けることが条件づけられています。



どれだけ点数が加算されると運転免許の取消しになるのか?

基礎点数と付加点数


基礎点数とは、個々の違反行為に付される基本的な点数です。違反行為の危険性の度合いに応じて、1点〜25点が加算されることとなります。(違反行為ごとの点数は, 交通違反等の点数一覧を参照ください。 )


付加点数とは基礎点数に加えられる点数です。人身交通事故, 建造物損壊事故及び交通事故を起こし逃げた場合に付加されます。



人身交通事故及び建造物損壊事故の場合の付加点数
事故の種別
責任の程度
死亡事故 重傷事故
(3カ月以上)
重傷事故
(30日以上)
軽傷事故
(15日以上)
軽傷事故
(15日未満)
建造物損壊
事    故
重  い 20点 13点 9点 6点 3点 3点
軽  い 13点 9点 6点 4点 2点 2点

交通事故を起こし逃げた場合
措 置 義 務 違 反 の 種 別 点 数
死傷事故の場合の救護措置等義務違反(ひき逃げ) 23点
物損事故の場合の危険防止等措置義務違反(あて逃げ) 5点


点数が計算される期間

違反をした日から起算して過去3年間の点数が計算されます。ただし、次の場合にはその以前の交通違反や交通事故の点数は加算されません。

  • 過去1年以上の間、無事故, 無違反で過ごしたとき。(運転が可能な期間に限る。)
  • 行政処分を受けた場合は、処分満了日の翌日から1年間、無違反, 無事故で過ごしたとき。
  • 過去2年以上の間無違反等で過ごし、その後1点, 2点, 又は3点の交通違反をして、更に3か月間無違反で過ごしたとき。
  • 違反者講習を受講したとき。


運転免許の取消し・停止処分の基準点数

過去3年以内の運転免許の停止回数により処分が行われますが、処分期間は以下のとおりです。

なお、免許取消歴保有者には欠格期間が延長されます。


過去3年以内の 運転免許の
停止などの回数
免許の停止 免許の取消し
欠格期間1年
免許取消歴等
保有者は3年
欠格期間2年
免許取消歴等
保有者は4年
欠格期間3年
免許取消歴等
保有者は5年
欠格期間5年
免許取消歴等
保有者は7年
0回 6点〜14点 15点〜24点 25点〜34点 35点以上 45点以上
1回 4点〜9点 10点〜19点 20点〜29点 30点以上 40点以上
2回 2点〜4点 5点〜14点 15点〜24点 25点以上 35点以上
3回以上 2点または3点 4点〜9点 10点〜19点 20点以上 30点以上

欠格期間とは免許の試験を受けることのできない期間をいいます。(ただし仮免許を除きます。)

免許取消歴保有者とは過去に違反行為、重大違反そそのかし等又は道路外致死傷を理由として免許の取消・拒否・事後取消し又は6か月を超える期間の自動車等の運転禁止を受けた場合をいいます。


軽微な交通違反(1点, 2点, 3点)を繰り返し、累積点数が6点(交通事故の場合は1回で6点を含む)になり違反者講習を受講したときには、その後の違反は合算されず又前歴とはなりません。


未受講者は、処分を受けることとなり短縮講習の受講はできません。



取消し・停止処分の点数計算例

運転免許取消処分の場合
例 1  前歴なし(0回)の場合
酒酔い
運転 
25 点
+
責任の重い
死亡事故
20 点
+
救護措置等義務違反
(ひき逃げ)
23 点
=
5年間
取消し
68 点

例2  前歴有り(1回)の場合
事故の原因
安全運転義務違反
2 点
+
責任の軽い重傷事故
(3カ月以上)  
9 点
=
1年間
取消し
11 点

運転免許停止処分の場合
例 1  処分前歴なし(0回)の場合
酒気帯び運転(0.25未満)
6 点
=
停止処分(30日)
6 点

例 2  処分前歴1回の場合
速度超過25未満
2 点
+
信号無視(赤色等)
2 点
=
停止処分(60日)
4 点

例 3  処分前歴2回の場合
定員外乗車
1 点
+
座席ベルト装着義務違反
1 点
=
停止処分(90日)
2 点


取り消し・停止処分に該当したら・・・

90日以上の運転免許停止処分運転免許取消処分の基準に達した運転者には“意見の聴取”の通知(出欠の確認)が郵送されてきます。

免許の取消し処分または停止処分に該当した方には運転免許センターから通知書が送付されますので、記載内容をご覧のうえ指定された日時場所に出頭することとなります。



「意見の聴取」「聴聞」とは

点数制度による免許の取消し処分又は90日以上の免許の停止処分に該当する場合は、公安委員会又は警察本部長の主催する「意見の聴取」(点数制度による場合)、「聴聞」(点数制度によらない場合)が行われます。


この“意見の聴取”とは、処分を受ける人又は代理人は、処分理由について意見を述べ有利な証拠の提出をすることができます。


この“意見の聴取”とは、処分理由となった違反について、その事実の確認と有利な資料の提出・意見を述べることができるものです。あくまで「違反をした者(処分対象者)」に行政処分を決定するために行われるもので、論争をする場ではありませんので、「違反してません!」や「あの取締りは違法だ!」などを言ってはいけません。

自分の違反を認め、それについてのやむを得ない事情や反省を述べたり、自分にとって有利になる資料(警察からの感謝状やゴールド免許など)を提出したりして、情状酌量してもらう場です。
※減免にならない場合ももちろんありますので、過剰な期待はできません。


処分対象者が当日出席しない場合は、減免なく、点数どおりの処分がされることになります。代理人が出席する場合も同様です。できる限り本人が出席して、反省や意見を述べることをオススメします。


この意見の聴取制度により、点数上の処分内容に比べ実際の処分が緩和される可能性があります。ある一定の違反以下であれば、取消し処分が免停処分に緩和されることもあり得ます。
つまり、
点数上では免許取消しに該当してしまっても違反内容や過去の違反履歴などにより、取消し処分が確実な場合と反対に点数が大幅に超過していても違反内容如何により免停処分に 緩和されることがあるということです。

しかし、酒気帯び運転や無免許運転(免停期間中の運転も含む)、無資格運転の場合は、違反行為と分かった上での違反であるという事で、減免はあり得ないようです。

この“意見の聴取”によって運転免許停止で済むか、やっぱり運転免許取消処分になってしまうかが決定されます。



免許停止処分になったら・・・

運転免許の停止処分を受けた人は、公安委員会の行う講習を受講することによって停止処分の期間が短縮されます。なお、短縮される日数は考査の成績や受講態度等により決定されます。(詳しくは 短期・中期・長期 の各停止処分者講習のご案内を参照ください。)


免許取消し処分になったら・・・

免許が取消された場合、取消直後すぐ再度免許を取得する事はできません。ではどれだけの期間が必要なのかは次の表をご覧下さい。


過去3年以内の 運転免許の
停止などの回数
免許の停止 免許の取消し
欠格期間1年
免許取消歴等
保有者は3年
欠格期間2年
免許取消歴等
保有者は4年
欠格期間3年
免許取消歴等
保有者は5年
欠格期間5年
免許取消歴等
保有者は7年
0回 6点〜14点 15点〜24点 25点〜34点 35点以上 45点以上
1回 4点〜9点 10点〜19点 20点〜29点 30点以上 40点以上
2回 2点〜4点 5点〜14点 15点〜24点 25点以上 35点以上
3回以上 2点または3点 4点〜9点 10点〜19点 20点以上 30点以上

欠格期間とは免許の試験を受けることのできない期間をいいます。(ただし仮免許を除きます。)

免許取消歴保有者とは過去に違反行為、重大違反そそのかし等又は道路外致死傷を理由として免許の取消・拒否・事後取消し又は6か月を超える期間の自動車等の運転禁止を受けた場合をいいます。


欠格期間が終了すれば再び免許を取得することができます。
運転免許再取得の方法はこちらをご覧下さい

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